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法律家になるためのロースクールの役割

司法制度改革で、2011年度より新しい司法制度が始まります。
ロースクールの制度は2004年度より始まりましたが、2010年度までは旧司法試験と併設されており、法曹になるためには二つの道が開かれていました。

旧司法試験では誰でも合格すればすぐに司法修習の段階へ進むことができ、一年半の研修期間を経て、希望の法曹となることがでました。
それが2011年度より、ロースクールの卒業者に新司法試験の受験資格が与えられるようになったのです。

ロースクールでは、広く法曹界の門戸を開くために、法学部の出身者でない法学未修者コースを用意しました。
そのことで、多様な人材を育成することが可能になったのです。
法学既修者コースよりも一年多い課程を修めなければいけませんが、法学部の出身者以外でも弁護士や検察官になれる間口が広がったと言えるでしょう。

それでは、ロースクールに合格しなければ、その道は閉ざされたままなのでしょうか。
実は、新しい司法制度にはもう一つ新司法試験の受験資格を得られる道があるのです。
それは、予備試験と呼ばれる試験に合格することです。

この試験は、ロースクール卒業者と同等の知識と能力を持っていることを証明することで、新司法試験の受験資格を得られる試験です。
大検の司法試験版と考えていいでしょう。
当然、ロースクールの試験よりも難しい問題が出題されますが、この試験に合格すれば、ロースクールの二年ないし三年の課程を修めることなく、司法修習課程に進むことができるのです。

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